「私たちはオッペンハイマー以降の世界に住んでいます。この賞は、世界中で平和を維持してくれている人々に捧げたい」キリアン・マーフィ-アカデミー賞主演男優賞受賞スピーチより

アムネジア用備忘録

私たちは、原爆を作り出した人物についての映画を作りました。そして良くも悪くも、私たちはオッペンハイマー以降の世界に住んでいます。この賞は世界中で平和を維持してくれている人々に捧げたい

キリアン・マーフィ – アカデミー賞主演男優賞受賞スピーチより

第96回アカデミー賞授賞式(2024年)において、「オッペンハイマー」のキリアン・マーフィが主演男優賞を初受賞し、その受賞スピーチからの抜粋です。

他にも監督賞をクリストファー・ノーラン、助演男優賞をロバート・ダウニー・Jr.、作品賞をプロデューサーのエマ・トーマスらが受賞しスピーチを行ったが、(受賞スピーチにおいて)原爆について言及したのはキリアン・マーフィーだけだったとのことです。


『オッペンハイマー』(英語: Oppenheimer)は、2023年より公開されているアメリカ合衆国の映画。世界初の原子爆弾を開発した「原爆の父」として知られる理論物理学者ロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた伝記映画である。

カイ・バード(英語版)とマーティン・J・シャーウィンによる伝記『オッペンハイマー 「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇(英語版)』(American Prometheus: The Triumph and Tragedy of J. Robert Oppenheimer)の映画化であり、クリストファー・ノーランによる脚本・監督・共同製作で、製作費約1億ドルを投じた3時間の大作である。

(wikiより)


【スピーチ全文】

ええと、少し圧倒されています。アカデミーに感謝します。クリス・ノーランとエマ・トーマス、これは過去20年間であなたが私を連れて行ってくれた最もワイルドで、最も爽快で、最も創造的で満足のいく旅でした。「言葉では言い表せないくらい、本当にありがとう。『オッペンハイマー』のスタッフ全員、キャスト全員、皆さんのおかげで私は乗り越えられました。候補者全員、私は皆さんに本当に畏敬の念を抱き続けています。


私の素晴らしいチームに感謝したい。クレイグ・バンキー、ブレンダン・マーフィー、メアリー・マーフィー、イヴォンヌ・マクギネス、私の人生と芸術におけるパートナー、そこに座っている私の二人の息子マラシーとアランに心から感謝する。私はあなたたちをとても愛している。私は今夜​​ここに立っているとても誇り高いアイルランド人です。


ご存知のとおり、私たちは原爆を作った男についての映画を作りましたが、良くも悪くも私たちは皆オッペンハイマーの世界に生きているので、この映画を世界中の平和実現者たちに捧げたいと思っています。ゴー・ライブ・マイル・マイス・アガイブ(アイルランド語で、ありがとう、の意味)


See his speech in full here:

“Um, I’m a little overwhelmed. Thank you to the Academy. Chris Nolan and Emma Thomas, it’s been the wildest, most exhilarating, most creatively, satisfying journey you’ve taken me on over the last 20 years. I owe you more than I can say, thank you so much. Every single crew member, every single cast member on Oppenheimer you guys carried me through. All my fellow nominees, I remain in awe of you guys, truly.

“I want to thank my incredible team. Big shout out to Craig Bankey, Brendan Murphy, Mary Murphy, Yvonne McGuinness, my partner in life and art, my two boys Malachy and Aran who are sitting up there, I love you so much and I’m a very proud Irishman standing here tonight.

“You know, we made a film about the man who created the atomic bomb and for better or for worse we’re all living in Oppenheimer’s world, so I’d really like to dedicate this to the peacemakers everywhere. Go raibh míle maith agaibh.”

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