新曲をようやく発表することができました。
完成まで、とにかく長かったです。ほんと良かったです。
興味ないと思いますが、備忘録的に完成までの経緯を書かせて下さい。
曲の原型が生まれたのが、僕が転職して2社目で働き始めた三十代中頃。ただ、歌のサビがしっくりこなくて、ずっと放置していました。
それから十数年後の2021年ごろに作曲を再アタックしたら、サビがうまく出来たのでそのまま制作にとりかかりました。
作っているとけっこうバグがあって、Dコードだと思っていたら実はD/Cの分数コードだったり、ずっとCコードがしっくりこないと思っていた箇所がC6ですんなりいったとか(C6は作曲で初めて使いました)
これは知識も経験もない昔の自分なら、こうは作れなかったと思っています。自分のささやかな進歩を誉めてあげたいです。
あと、ゲーム音楽的なキーボードを加えられたことも気に入っています。一度は完成した曲に何か足りないと思って試行錯誤した結果、運よくイメージ通りの音を加えることができました。
歌詞は相変わらず苦労しました。曲の完成が遅れたのはこのためです。(毎回ですがこの曲に歌詞をつけるのは無理なんじゃないか、と何度も思います)
しかし、どうしても年内に完成させたかったので、時間管理アプリをインスト―ルして毎日作詞の時間を作るようにしました。そして常に頭の中を歌詞モードにしていました。
そうしていたら、自宅の台所で最後のサビの歌詞を思い付いて「これでいける!」となぜか確信できました。
あとは今まで苦労したのが嘘のように、自然と全ての歌詞が整いまいた。
やっぱり僕はノート一冊くらいを使い切らないと、歌詞を完成させることはできないみたいです。
あとボーカル入れも、すんなりとはいきませんでした。極力ファーストテイクのものを使ったのですが、三番サビの「きみのもとへ」という歌詞の最後の「へ」がどうしても上手く歌えなくて。
そういえば声楽の先生に習っていたときに「あ」の発声は良いのに「え」は全然ダメだったのを思い出しました。先生の教えを思い出しながら数十テイクを録って何とか納得のいくものが歌えました。先生、ありがとうございました。
それを12月24日のクリスマスイブに公開できて、とってもホッとしました。そして、ずっとハッピーな気持ちで過ごせました。
また早めにこの気持ちを味わいたいです。
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