この曲は僕が社会人時代に作った曲です。もうバンドはやめてたかな。3番のサビの転調部分は、曲を作ってからしばらく放置してたらアイディアがふっと浮かんできて、「いいかも!」と思いながら曲に付け足したのを憶えています。宿題とか部屋の掃除とか、一般的に放置しておくとロクなことはないですが、曲に関してはワインみたいに時間が良い作用をしてくることがあります。
例によって歌詞は苦労しました。サビの「君を愛したことが唯一僕の正解」のラインしか決まってなくて、「正解」というキーワードから連想する言葉、例えば「失敗」「テスト」「証明」「答え」「ミス」「白紙」「選択」「採点」などからイメージを広げていこうと四苦八苦しました。でも、長い距離を散歩したり机でうんうん唸ってもなかなか思い付かなくて、これは無理なんじゃないかと思ったのですが、「ビールの星空」という言葉が浮かんだら何とか歌詞が続いてくれました。よかった、よかった。
曲はシンプルなロックを目指しました。あまり凝りすぎないようトラック数は控えめに。
コメント